トレードワークス【3997】のIPO抽選申込どうする?

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トレードワークス【3997】のIPO抽選申込どうする?

 

 

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更新: 2017/12/07

トレードワークスIPOの紹介

(※2017/12/07更新)

コード 3997
会社名

(株)トレードワークス

市場 ジャスダック(スタンダード)
事業内容

主に証券会社向けの
システム開発・保守・運用。
FX会社向けの
システム開発・保守・運用。
情報漏えいや不正侵入の
セキュリティ診断サービス提供。

公募売出
価格
2200円
※仮条件の上限
上場日 2017/11/29
初値
12/01
13600円
+518.18%

 

 

需要申告(ブックビルディング)スケジュール

 

トレードワークスの株式割り当て抽選への参加は誰でも可能ですが、まず以下の期間に指定の証券会社で需要申告する必要があります。=>IPOの応募の流れやルールなどはこちらを参考

 

2017/11/09(木)~11/15(水)まで

=>最新IPOスケジュールをカレンダーで確認

 

IPOの申し込み期間は約7日間と短くなっていますので申し込み忘れにご注意下さい。

※申し込み可能な証券会社は、ページ最下部で紹介しています。

 

 

IPO抽選対象の株数

 

241,500株

 

(内訳)

公募: 200,000株
引受人の買い取り引受による売り出し: 10,000株
オーバーアロットメントによる売り出し: 31,500株

 

過去数年のデータをもとにした市場別の株数のおおよそ規模感

tore-dowa-kusu-ipo-jasdaq

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想定発行価格と仮条件の価格

(※2017/12/07更新)

想定発行価格 2000円
仮条件の価格(11/07) 2000~2200円

 

 

株主の構成とロックアップ期間など

 

上位株主の所有割合と一定期間、株の売却ができないロックアップ条件の詳細になります。
  

氏名、又は名称 役職、関係性など 所有割合 ロックアップ
浅見  勝弘 代表取締役社長 42.19% 180日間
TW従業員持株会   14.35%  
カブドットコム証券㈱ 金融商品取引業者 10.87% 180日間
市川  俊雄   6.52% 90日間、1.5倍除く
スペース・ソルバ㈱   5.98% 180日間
三木証券㈱ 金融商品取引業者 5.44% 180日間
日産証券㈱ 金融商品取引業者 3.26%  
松葉  祐司   1.63% 90日間、1.5倍除く
中川  秀夫 監査役 1.09% 180日間
徳島  直哉 取締役 1.09%  
安藤  千年 取締役 1.09%  

 

尚、上記ロックアップ対象株主が保有する618000株がロックアップ対象とのことです。
※売出対象を除くとロックアップ株主の保有株総数は668000。
 よって50000株はロックアップ対象外?全体の5.44%。
 大きな影響が出るレベルではないですが意外と大きい?

 

180日のロックアップ期間::2018/5/27まで

90日のロックアップ期間::2018/2/26まで

初値形成後に発行価格の1.5倍以上で売却がなされる場合があります。

ロックアップ期間中でも主幹事会社は、裁量で解除できる権限を有しています。

 

第三者割当等に関して割当を引き受けたものとの間で継続所有等の確約あり。

 

 

売り出し株式の詳細

 
売り出し対象となっている株式の株主内訳です。
 

氏名、又は名称 役職、関係性など 株数 割合
浅見  勝弘 代表取締役社長 10000 1.09%

 

 

新規発行と増資による手取金の使途

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新規発行による手取金の概算額 359,000,000円
第三者割り当て増資の手取概算上限 57,960,000円

(使途の内訳)
採用育成費及び人件費 175,000,000円
借入金及び社債の返済資金 105,000,000円
業務効率化のためのシステム 70,000,000円
残額 66,960,000円

残額は事業拡大にともなう運転資金に充当

 

 

直近の決算状況と業績の推移

tore-dowa-kusu-gyouseki

※連結決算は含まず

  2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/06
(第2四半期)
売上高
(百万円)
589 801 734 806 1143 664
経常利益
(百万円)
8 61 69 110 153 154
当期純利益
(百万円)
4 13 42 18 103 100
1株当たり
配当額(円)
- - - - - -
1株当たり
当期純利益(円)
2812 8569 29062 24 141 126

※単位(百万円)、(円)の小数点以下端数は全て四捨五入で表示しています。
※1999年1月設立

 

↓ 前年同期比へ置き換えたものがこちら

  2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/06
(第2四半期)
売上高の
前年同期比
- 35.99% -8.36% 9.81% 41.81% -41.91%
経常利益の
前年同期比
- 662.50% 13.11% 59.42% 39.09% 0.65%

 

以下2015/12期から連結決算を作成していますが、
2007/09に子会社化したワークステクノロジー㈱は2016/9/30で精算完了。

  2015/12 2016/12
売上高
(百万円)
908 1175
経常利益
(百万円)
109 142
当期純利益
(百万円)
68 117
1株当たり
配当額(円)
- -
1株当たり
当期純利益(円)
93 160

 

point<管理人コメント>

売上高は頭打ち感のある動きとなっていましたが昨年は伸びが大きくなっています。
売上が伸びた要因は以下システムが新規顧客2社へ「Trade Agent」、「MTS(不公正取引監視システム)」が導入されたことによるもの。

 

売上が安定して伸びないなかでも利益の方は着実に増加しているのは印象的です。
導入したシステムの継続利用でサービス利用料や保守料がストック的に収益が増えている要因になっているかもしれません。

 

 

トレードワークスの強み

 

※独自の見解などを含みます。

  1. アプリケーション納入のほかASP、Saas型のサービス提供もあり
    ※ASP、saas型ではハードウェア投資が不要なので利用者は初期コストが抑えられる
  2. 大手ネット証券会社への導入実績
  3. 株式・先物オプション・投資信託・債券など様々な商品取引に対応
  4. パソコン、スマートフォン、タブレットなど対応チャネルが多岐にわたる
  5. 発注基盤システムの高速化を実現
    ※カブドットコム証券のRAIDENでは従来の10倍にアップ

 

point<管理人コメント>

Saas型のサービス提供は、導入の初期コストが抑えられるので時代にあったサービス提供方法だと思います。
どのシステムをどのような形態で提供しているのかの詳細が公表されていないのですが、Saas型で提供しているのは、証券会社向けのサービスを部分的に対応している状況のようです。 tore-dowa-kusu-saas
顧客が保有しているハードウェアに導入したりと柔軟に企業システムを構築しているものと思われます。

 

取引先の実績は以下の通りで着実に実績を積み上げているようです。

 

・証券会社の取引先

ウツミ屋証券株式会社
エイチ・エス証券株式会社
カブドットコム証券株式会社
立花証券株式会社
東洋証券株式会社
日産証券株式会社
日本アジア・アセット・マネジメント株式会社
三木証券株式会社

※その他 約38社への導入実績あり

 

・FX会社の取引先

SBIリクイディティ・マーケット株式会社
ヒロセ通商株式会社

 

各事業における売上の内訳は以下の通り tore-dowa-kusu-uriage-uchiwake
売上のほとんどが証券会社向けのシステムになっているようです。
ちなみに2016/12期時点では、売上全体の48.2%がカブドットコム証券とのことです。

カブドットコム証券では発注基盤システムRAIDEN(2014/11稼働)の開発に全面的に請け負ったそうですのでこれによるところが大きく、それが売上にも表れていると思われます。

 

以下のうち「Trade Agent」、「Athena」、「Mars Web」の3つが主力の製品だそうです。

<証券会社向けの製品サービス>

・ Trade Agent ・・・投資家向けの(株、先物、オプション、投資信託、債券)取引ツール。(PC、タブレット、スマホ)

・Athenab ・・・証券会社の自己売買取引業務ツール。

・Mars Web ・・・証券取引所売買ツール。新株予約権付社債、市場外取引など。

・MTS ・・・不公正取引をリアルタイムに監視するツール。

 

<FX会社向けの製品サービス>

・TRAdING STUDIO ・・・投資家向けのFX取引ツール。

 

<セキュリティ診断サービス>

・Webアプリケーション診断 ・・・顧客のWEBのサイトにアクセスしてセキュリティの問題点を検出する

 ・ネットワーク診断 ・・・外部、内部のネットワークをセキュリティを検査。

 ・脆弱性自動診断サービス ・・・SecuAlive。WEBサイトを自動で定期的に診断

 

 

トレードワークスの成長余力

 

※独自の見解などを含みます。

  1. 知名度向上による新規取引先の獲得
    ※セミナー、展示会など広報活動のほか、上場効果。
  2. フィンテックを対象としたモバイルアプリの開発を積極的に推進
  3. 新製品の開発
  4. 金融業界以外の業界へ展開

 

point<管理人コメント>

モバイルアプリ、新製品、金融業界以外の展開などこれからの成長戦略はあるものの、まだ実績がなく内容も不明なので、今後の見通しは未知数です。

基本的には、主力の証券会社向けシステムを新たな顧客向けに展開していくことに期待したいところです。

 

現在の売上はカブドットコム証券の依存度が大きいですが、昨年は新規顧客を獲得し売上高も伸びています。

 

・売上高の占める割合が大きい取引相手の販売実績(千円)

  2015/12 2016/12 2017/06
カブドットコム証券 459090 566080 272755
エイチ・エス証券 - 144312 -
日産証券 - - 82052

 

直近の動向を確認すると「エイチ・エス証券」、「日産証券」と新規顧客からの受注を増やしているのが伺えます。
少数の会社に売上が依存しているのはリスクですが、
ある意味でこれからの展開余力はとても大きいと言えるのかもしれません。

 

基本的に外注せずに従業員で開発しているそうなので、限られたリソースのなかで請け負うことのできる仕事にも制限があったかもしれません。

上場資金による増員で開発リソースをアップして、より多くの受注を獲得し売上を拡大していくことに期待したいところです。

 

システムを提供するというサービスの性質上、
導入顧客が増加していくことによってサービスを継続している限りは、利用料や保守料が積み上がっていくと思うので利益の拡大には注目したいところです。

 

 

初値上昇の期待について管理人コメント

 

point<管理人コメント>

日経平均は、2万2000円を達成し、相場状況はとても良いです。証券取引が活発におこなわれていることから、証券会社の業績も上向いていますので、システム導入における需要にも期待がかかるところです。

 

ロックアップもあり、ベンチャーキャピタルによる売り出しも心配がありません。

 

想定発行価格は高くなく、ジャスダック市場で公開株数は少ない方で、今年のIPO市況はとても良いです。

前回のIPO(ポエック幸和製作所クックビズ)からは1日後と間は空いていないですが、トレードワークスは公開株数が少ない案件でもあるのでそれほど気にはならないです。

 

業績はまずまずで直近の業績にも期待感があり、人気のIT銘柄でもありますが、需給だけでも初値上昇の期待は大きいのではないでしょうか。

 

 

IPOの申し込みが可能な証券会社はこちら

 

  証券会社名
主幹事 岡三証券
引受 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受 三木証券
引受 日産証券
引受 エイチ・エス証券
引受 SBI証券
引受 東洋証券
引受 岩井コスモ証券
引受 みずほ証券
カブドットコム証券

 

個人向け配分の多いネット証券であるSBI証券は応募しておきたいところです。

 

目論見書などで紹介されていない、いわゆる裏幹事としてカブドットコム証券がIPOを募集していますので穴場です!ネット証券で平等抽選でもあるのでお見逃しなく!(>_<)

 

 

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口コミ評価など

 

 

 

 

point<注意>
IPOに関する情報は、購入申し込み期間直前まで改定される場合があります。必ず最新の目論見書で内容をご自分で確認してから申し込むようにして下さい。ここで紹介した内容に間違いなどがあったとしても責任は持てませんので自己責任においてしっかり確認してください。
=>目論見書の見方はこちらを参考にして下さい






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